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春口 廣氏 オーディオブック(講演ダウンロード)

「常勝軍団」をどう築き上げたか

内容:
◆春口 廣氏の講演CDをオーディオブックダウンロード版でご提供いたします。
講演の要点

春口氏は1974年から30年間、関東学院大学のラグビー部を率いる名物監督。
今春の大学選手権で5度目の優勝を飾るなど
大学ラグビー界最強の黄金時代を作り上げた。

春口氏は監督就任時の部員不足や貝殻だらけのグラウンド、
それを乗り越えて大学選手権で優勝を果たすまでの感慨をトツトツと、
しかも力強く語った。

30年前、監督就任最初の練習に出てきた部員は8人だけ。
チーム編成すら出来ない。
ましてや部員に勝つ意識などゼロ。

そんな中「いつかは大学ラグビーの伝統校、早慶明を倒そう」
との思いを選手にぶつけて臨んだ。

しかし大学3部リーグ2年間は勝ち星なしの最下位。
大きな目標、野望、野心を持ってやろうとしたが
「そんなに甘くなかった」。

選手には勝つことの意義を説き、
自身も「ここでくじけたら負け犬になる」と発奮。
3年目にやっと1勝をあげ、選手と勝つ喜びを分かち合う。

そこで学んだことは
「こちらが一生懸命やれば必ずかえってくる(報われる)」ということ。
「怒らず、長所を見つけてやれば出来ることが分かった」という。

3部リーグから2部に昇格し、さらに1部リーグへと上がるが、
その過程での選手指導方法や、監督の考え方、
さらに支援者との関係などリーダーとして示唆に富む内容です。

1部リーグ10年目の90年に大学選手権で初優勝し、96年には全勝優勝。
そこで正選手と控え選手の協力を目の当たりにし
「人の心と心の結びつきの大切さを教えられた」と振り返る。
選手を褒め、鍛え、信頼してつかんだ大目標である。



●講演テーマ:「常勝軍団」をどう築き上げたか
●講演者:春口 廣氏(関東学院大学ラグビー部)
【プロフィール】
1947年生まれ。
日本体育大学を卒業後、神奈川県立向の岡高校教諭1年を経て、
74年から関東学院大学ラグビー部監督。

90年度に大学選手権初出場で初優勝を飾り、強豪の仲間入り。
04年1月には宿敵早稲田を破り5度目の大学日本一に輝く。
現在は同大学経済学部教授、横浜市教育委員も務める。

部員不足を克服し、選手との信頼関係を築き、常に大きな目標を掲げる不屈の闘士。
いまや大学ラグビー界の雄となるも、その謙虚な人柄がファンを惹きつける。

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